【歌って踊れる声優!?】5年間の軌跡~寺島拓篤が魅せるライブ~
今年、音楽活動5周年を迎える声優、寺島拓篤さん。
4月から約1ヶ月の間、3月に発売された3rdアルバム『REBOOT』を引っ提げ、過去最大級のライブツアー『5th ANNIVERSARY TAKUMA TERASHIMA LIVE TOUR 2017 3rd STAGE “REBOOT”』が開催されました。
そのうち、2017年4月23日に行われたZepp Nambaでのライブに参戦してきました。
2年半ぶりのツアーで変化が…
寺島拓篤さんといえば、アニメにゲームにドラマCDに引っ張りだこ、キャラクターソングにも定評のある人気声優の1人です。
そんな寺島さんが本人名義で音楽活動を始めたのは2012年のこと。
何と、これまで発表してきた曲は全てご本人が作詞されています。
ツアーを行うのは約2年半ぶりで、個人的にも2年半ぶりに寺島さんのワンマンライブに行ってきました。
そこでまず驚いたのは、歌唱力の高さです。
前回のツアーで聞いた時には、やはり長丁場ゆえか、ところどころ声を出しにくそうに歌われていた瞬間もあったんです。
それが、今回は綺麗に払拭され、常に安定した声量で張りのある歌声を響かせていました。
この2年半の間に何度もあったであろう歌う機会、ステージの上に立つ経験などから、しっかり培われたことなのではないかと感じました。
新しく取り入れたこととは?
今回のツアーの見どころの1つでもあるのですが、寺島さん、滅茶苦茶踊ります。
昨今急激に広がりを見せている、「歌って踊れる声優」へと大きく進化していました。
きっかけは、2016年12月に行われた『Original Entertainmant Paradise』(通称おれパラ)でのことです。
そこで披露された何曲かに振り付けが付けられ、会場を沸かせました。
(本当のきっかけは、とあるアイドルに扮するライブでのパフォーマンスなのですが)
ともあれ、おれパラというフェスでダンスが行われたのなら、ワンマンライブでやらないわけがない。
おれパラで見た時より更にキレのよくなった動きで汗を滴らせ、クールにキメるかっこよさと、にこにこしながらポーズを取る可愛さのギャップにときめきました。
5年経っても変わらないもの
今回のツアーに至るまでに変化したこと、進化したことも多々ありましたが、中には変わらないこともありました。
寺島さんの音楽に対する姿勢です。
1stアルバム『NEW GAME』から、作詞を全て自身で手掛ける一方で、色々な方に作曲を依頼してバラエティに富んだ楽曲が生み出されてきました。
それは、今回中心となった3rdアルバム『REBOOT』でも同様で、ツアーを支えているバンドメンバー1人1人に作曲してもらったという経緯がありました。
型に捉われることなく、常に色々なことに挑戦したい。
まだまだできることはたくさんあるし、それが聞いてくれる人達の心の灯火になればいい。
今後の在り方を語る寺島さんは、穏やかな表情ながらもきちんと先を見据えていました。
自分自身のため、そしてファンのために、『寺島拓篤』を表現する一環として音楽活動を続けていく意思は、ぶれることなく彼の中に流れていました。
寺島さんのこれからの活動がますます楽しみです。
http://seiyu-journal.com/archives/480http://seiyu-journal.com/wp-content/uploads/2017/05/aaa-1024x682.jpghttp://seiyu-journal.com/wp-content/uploads/2017/05/aaa-150x150.jpgエンタメライブ,寺島拓篤今年、音楽活動5周年を迎える声優、寺島拓篤さん。 4月から約1ヶ月の間、3月に発売された3rdアルバム『REBOOT』を引っ提げ、過去最大級のライブツアー『5th ANNIVERSARY TAKUMA TERASHIMA LIVE TOUR 2017 3rd STAGE 'REBOOT'』が開催されました。 そのうち、2017年4月23日に行われたZepp Nambaでのライブに参戦してきました。 2年半ぶりのツアーで変化が… 寺島拓篤さんといえば、アニメにゲームにドラマCDに引っ張りだこ、キャラクターソングにも定評のある人気声優の1人です。 そんな寺島さんが本人名義で音楽活動を始めたのは2012年のこと。 何と、これまで発表してきた曲は全てご本人が作詞されています。 ツアーを行うのは約2年半ぶりで、個人的にも2年半ぶりに寺島さんのワンマンライブに行ってきました。 そこでまず驚いたのは、歌唱力の高さです。 前回のツアーで聞いた時には、やはり長丁場ゆえか、ところどころ声を出しにくそうに歌われていた瞬間もあったんです。 それが、今回は綺麗に払拭され、常に安定した声量で張りのある歌声を響かせていました。 この2年半の間に何度もあったであろう歌う機会、ステージの上に立つ経験などから、しっかり培われたことなのではないかと感じました。 新しく取り入れたこととは? 今回のツアーの見どころの1つでもあるのですが、寺島さん、滅茶苦茶踊ります。 昨今急激に広がりを見せている、「歌って踊れる声優」へと大きく進化していました。 きっかけは、2016年12月に行われた『Original Entertainmant Paradise』(通称おれパラ)でのことです。 そこで披露された何曲かに振り付けが付けられ、会場を沸かせました。 (本当のきっかけは、とあるアイドルに扮するライブでのパフォーマンスなのですが) ともあれ、おれパラというフェスでダンスが行われたのなら、ワンマンライブでやらないわけがない。 おれパラで見た時より更にキレのよくなった動きで汗を滴らせ、クールにキメるかっこよさと、にこにこしながらポーズを取る可愛さのギャップにときめきました。 5年経っても変わらないもの 今回のツアーに至るまでに変化したこと、進化したことも多々ありましたが、中には変わらないこともありました。 寺島さんの音楽に対する姿勢です。 1stアルバム『NEW GAME』から、作詞を全て自身で手掛ける一方で、色々な方に作曲を依頼してバラエティに富んだ楽曲が生み出されてきました。 それは、今回中心となった3rdアルバム『REBOOT』でも同様で、ツアーを支えているバンドメンバー1人1人に作曲してもらったという経緯がありました。 型に捉われることなく、常に色々なことに挑戦したい。 まだまだできることはたくさんあるし、それが聞いてくれる人達の心の灯火になればいい。 今後の在り方を語る寺島さんは、穏やかな表情ながらもきちんと先を見据えていました。 自分自身のため、そしてファンのために、『寺島拓篤』を表現する一環として音楽活動を続けていく意思は、ぶれることなく彼の中に流れていました。 寺島さんのこれからの活動がますます楽しみです。bluesign bluesign0729@yahoo.co.jpContributor声優ジャーナル(β版)