「のんのんびより」の魅力&「劇場版 のんのんびより ばけーしょん」感想レポ
にゃんぱすー!
最近、「劇場版 のんのんびより ばけーしょん」を見に行きました。2期放送からおよそ3年が経っていたということで、劇場版決定時は非常にうれしかったですね!上映開始までが待ち遠しかったです。今回は、「のんのんびより」の魅力と映画の感想などを、ネタバレを避けつつ記していこうと思います。
「のんのんびより」とは?
小中学生合わせて全校生徒が5人しかいない旭丘分校。超がつくほど田舎な環境だけど、みんな楽しく暮らしています。その生活の中で繰り広げられる、とにかくゆったりしたスローライフ。
公式曰く、ジャンルは「脱力系田舎ライフコメディ」です。何も考えずに見られるほのぼの日常系、といったところだと感じます。
しかし、完全にコメディに振っているわけではなく、時たまシリアス展開が入ることもあります。これがいいアクセントになっており、のんのんびよりの世界を上手く引き立たせています。
アニメ版「のんのんびより」の魅力
魅力1: 自然の描写がすごい!
自然の描写にとにかく力が入っています。空、森、川に至るまで、細部まで繊細に描き込まれています。ずっと眺めていたい田舎ならではの豊かな自然が広がっています。私の知人も納得の背景力です。
魅力2: 間の取り方が絶妙!
ネタの面白さを引き出すための「間」が非常に絶妙です。「早く次のシーンに移らないの?」というくどさもなく、それでいてあっさりともしていない。視聴者の笑いや感動などの感情を引き出すのによく考えられていると思います。
魅力3: いやな気分にならない!
ほのぼのとしているだけあって、人物間のギクシャクなどもなく、何も不安になることなく安心して見ていられます。これはコメディ・シリアス展開でも同じで、心地よい余韻を残してくれます。
「劇場版 のんのんびより ばけーしょん」を見に行った
「劇場版 のんのんびより ばけーしょん」は、2018年8月25日より全国の映画館で上映開始されました。私の住む地域は、のんのんびよりまでとはいかずともそこそこ田舎ですので、ちょっと遠くまで赴いて見に行きました。おかげでチケット代よりも交通費の方が多くなるという始末……。しかし、そのお金を出してでも見に行った価値は大アリでした!
あらすじ
ある夏の日、旭丘分校のメンバーがデパートのくじ引きで、特賞の沖縄への旅行券を引き当てます。夏休みを利用して、みんなで沖縄に行くのですが……?
原作だと、7巻あたりの話がベースになっていると思われます。
感想レポ
今回の劇場版でも、前述した魅力を引き継ぎ、各キャラの心情や性格をより深く追求したものとなっていました。あのキャラの意外な一面が見られるなど、かわいくて面白いところがたくさんありました!
さて、この劇場版についてですが、感想を一言で表すなら……
尊い
これに限ります……!詳しくはネタバレになってしまうのであまり言えないのですが、本当にこれに尽きます。ああ、だから私はのんのんびよりがトップクラスに好きだったんだ……!と再確認できた一作でした。
見ていて心臓がドキドキしました。涙腺はある程度堅いと思う私ですが、上映時間がさらに長ければ涙を流していたでしょう。そして、上映が終わった後も、しばらく立ち上がることができませんでした。
現実との乖離、そして絶望
映画も見終わったので帰ろう、ということで帰りの汽車に乗っていると、突如つらくなってきました。それは、「のんのんびより」で形成された理想の世界と現実との乖離によるつらさでした。
「のんのんびより」では、人と人とが仲良く暮らしており、まさに「優しい世界」といえるものでした。その世界から離れ、現実と向かい合わねばならない事実を知った時、絶望したのです。しかし、裏を返せば、それほど「のんのんびより」が平穏であるわけで、その世界は幸せで満ち溢れているのだと強く感じられました。
終わりに
「劇場版 のんのんびより ばけーしょん」には、ちょっぴり非日常な、でもやっぱりスローライフで……。人々の温かく、緩やかで、自然豊かな暮らしがあります。現実世界で疲れてしまったあなた、「のんのんびより」の世界を覗いてみませんか?
http://seiyu-journal.com/archives/1473http://seiyu-journal.com/wp-content/uploads/2018/09/田舎.jpghttp://seiyu-journal.com/wp-content/uploads/2018/09/田舎-150x150.jpgアニメアニメ,映画にゃんぱすー! 最近、「劇場版 のんのんびより ばけーしょん」を見に行きました。2期放送からおよそ3年が経っていたということで、劇場版決定時は非常にうれしかったですね!上映開始までが待ち遠しかったです。今回は、「のんのんびより」の魅力と映画の感想などを、ネタバレを避けつつ記していこうと思います。 「のんのんびより」とは? 小中学生合わせて全校生徒が5人しかいない旭丘分校。超がつくほど田舎な環境だけど、みんな楽しく暮らしています。その生活の中で繰り広げられる、とにかくゆったりしたスローライフ。 公式曰く、ジャンルは「脱力系田舎ライフコメディ」です。何も考えずに見られるほのぼの日常系、といったところだと感じます。 しかし、完全にコメディに振っているわけではなく、時たまシリアス展開が入ることもあります。これがいいアクセントになっており、のんのんびよりの世界を上手く引き立たせています。 アニメ版「のんのんびより」の魅力 魅力1: 自然の描写がすごい! https://www.youtube.com/watch?v=sl89-kF75FI 自然の描写にとにかく力が入っています。空、森、川に至るまで、細部まで繊細に描き込まれています。ずっと眺めていたい田舎ならではの豊かな自然が広がっています。私の知人も納得の背景力です。 魅力2: 間の取り方が絶妙! ネタの面白さを引き出すための「間」が非常に絶妙です。「早く次のシーンに移らないの?」というくどさもなく、それでいてあっさりともしていない。視聴者の笑いや感動などの感情を引き出すのによく考えられていると思います。 魅力3: いやな気分にならない! ほのぼのとしているだけあって、人物間のギクシャクなどもなく、何も不安になることなく安心して見ていられます。これはコメディ・シリアス展開でも同じで、心地よい余韻を残してくれます。 「劇場版 のんのんびより ばけーしょん」を見に行った 「劇場版 のんのんびより ばけーしょん」は、2018年8月25日より全国の映画館で上映開始されました。私の住む地域は、のんのんびよりまでとはいかずともそこそこ田舎ですので、ちょっと遠くまで赴いて見に行きました。おかげでチケット代よりも交通費の方が多くなるという始末……。しかし、そのお金を出してでも見に行った価値は大アリでした! あらすじ ある夏の日、旭丘分校のメンバーがデパートのくじ引きで、特賞の沖縄への旅行券を引き当てます。夏休みを利用して、みんなで沖縄に行くのですが……? 原作だと、7巻あたりの話がベースになっていると思われます。 感想レポ 今回の劇場版でも、前述した魅力を引き継ぎ、各キャラの心情や性格をより深く追求したものとなっていました。あのキャラの意外な一面が見られるなど、かわいくて面白いところがたくさんありました! さて、この劇場版についてですが、感想を一言で表すなら…… 尊い これに限ります……!詳しくはネタバレになってしまうのであまり言えないのですが、本当にこれに尽きます。ああ、だから私はのんのんびよりがトップクラスに好きだったんだ……!と再確認できた一作でした。 見ていて心臓がドキドキしました。涙腺はある程度堅いと思う私ですが、上映時間がさらに長ければ涙を流していたでしょう。そして、上映が終わった後も、しばらく立ち上がることができませんでした。 現実との乖離、そして絶望 映画も見終わったので帰ろう、ということで帰りの汽車に乗っていると、突如つらくなってきました。それは、「のんのんびより」で形成された理想の世界と現実との乖離によるつらさでした。 「のんのんびより」では、人と人とが仲良く暮らしており、まさに「優しい世界」といえるものでした。その世界から離れ、現実と向かい合わねばならない事実を知った時、絶望したのです。しかし、裏を返せば、それほど「のんのんびより」が平穏であるわけで、その世界は幸せで満ち溢れているのだと強く感じられました。 終わりに 「劇場版 のんのんびより ばけーしょん」には、ちょっぴり非日常な、でもやっぱりスローライフで……。人々の温かく、緩やかで、自然豊かな暮らしがあります。現実世界で疲れてしまったあなた、「のんのんびより」の世界を覗いてみませんか?引出 ant7.1728@outlook.jpEditor声優ジャーナル(β版)
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